イクオスEXプラスの成分

【効果なし?】イクオスEXプラス5種類の有効成分数の働き|育毛剤比較で見えてくる本当の選び方

イクオスEXプラスの全成分としては124種類が配合されているわけですが、有効成分としては以下の5種類です。

  1. センブリエキス
  2. グリチルリチン酸ジカリウム
  3. 塩酸ジフェンヒドラミン
  4. クジン抽出液
  5. トコフェロール酢酸エステル

今回は、これらの有効成分それぞれが具体的に髪や頭皮にどのようにアプローチするか?育毛ケアとしての働きが期待できるのか?他社製品とも比較しながら解説していきます。

「有効成分」とは厚生労働省の認可を受けているもの

その前に有効成分という定義を確認しておきます。有効成分というのは、厚生労働省に認可されている成分であり、イクオスEXプラスが医薬部外品たらしめる成分でもあります。

ちなみに、医薬部外品の定義とは「緩やかな効果が期待できる」ものであり、医薬品のような「治療する」成分ではないことは前提として頭に入れておいてください。

これについて詳しくは以下の記事で解説しています。

【事実】医薬部外品の育毛剤で毛は生えない|実は効果を認証しているわけじゃなかった。市販の育毛剤は、”医薬部外品”に分類され販売されているものが多くあります。 ところで”医薬部外品”と聞いて、あなたはイメージ的にど...

有効成分以外は真正面から評価するには材料不足

ちなみに、124種類中5種類が有効成分(厚労省認可成分)ということは、残りの119種類は認可されていない成分ということです。

つまり、国がその効果を正式には認めていないことになります。

もちろん、中には今後有効成分として認められる可能性がある成分も無きにしも非ずですが、現時点で残り119種類はあくまで企業による独自研究レベルということになります。

もちろんアミノ酸成分やビタミン類など、頭皮環境を改善したり良い状態をキープするために役立つ成分も配合されています。

ですが、これらはどの育毛剤にもデフォルト的に配合されているものがほとんどです。

さらに配合量も記載されていないので、極端な話0.001mlとかでも入っていれば「配合しています」と言えるわけなので、ど正面から真っ当に評価するのは難しいです。

イクオスEXプラスに含まれる5つの有効成分の期待効果

イクオスEXプラスの5つの有効成分の主な働きは以下です。

1:センブリエキス

センブリエキスは多くの医薬部外品育毛剤に含まれる、定番の有効成分です。

センブリ(千振)とはリンドウ科の植物で、千回煎じても苦味が消えないほど、強い苦味を含むことが名前の由来になっています。

センブリエキスの主な育毛作用としては「血行促進」「抗酸化作用」の効果があると言われています。

2:グリチルリチン酸ジカリウム

グリチルリチン酸ジカリウムも、多くの育毛剤に含まれる代表的な成分です。

グリチルリチン酸ジカリウムは甘草根や茎に含まれている成分で、昔から漢方薬や生薬の原材料として使用されていたものです。

市販の風邪薬や点眼薬にもよく配合されている成分です。

主な作用としては、「抗炎症作用」「抗アレルギー作用」の効果が期待できると言われています。

これにより頭皮の炎症を抑制したりして頭皮環境を整える効果が期待できます。

3:塩酸ジフェンヒドラミン

塩酸ジフェンヒドラミンも、同じく育毛剤に含まれる代表的な有効成分です。

別名で、ジェフェンヒドラミン塩酸塩や、ジェフェンヒドラミンHCなどと記載されていることも多いです。

主な作用は「抗アレルギー作用」の効果であり、抗ヒスタミン剤として花粉症や風邪薬にも含まれている成分です。

育毛作用としてはやはり頭皮の炎症を抑えたり、かゆみを抑えたり、頭皮環境を整える目的で配合されています。

ちなみに、育毛剤のように外用薬として塩酸ジフェンヒドラミンを使用する場合は問題ありませんが、内服薬として使用されている場合には眠気や発疹、吐き気など副作用があるので注意が必要です。

4:クジン抽出液

クジンと呼ばれる漢方薬由来のクジン抽出液は、イクオスEXプラスにリニューアルされ新しく配合された有効成分の一つです。

主な作用としては「血行促進」「抗菌作用」などの効果があります。

またクジン抽出液には、抜け毛の原因となる還元酵素(5αリダクターゼ)を抑制する効果があるのではないかということで研究が進められているそうです。

これがもし本当ならば、有効成分としては非常に心強い成分であり、イクオスEXプラスの高評価につながります。期待したいところです。

5:トコフェロール酢酸エステル

トコフェロール酢酸エステルはビタミンE類に分類される成分です。

これも主な作用としては、クジン抽出液やセンブリエキスと同様に「血行促進」効果あると言われる成分です。

5つの有効成分で期待できる効果は「頭皮環境改善」

ここまでのことを総括すると、イクオスEXプラスに含まれる上記5つの有効成分の働きとしては以下です。

  • 血行促進
  • 抗酸化作用
  • 抗炎症作用
  • 抗アレルギー作用

ようするにこれらから期待できるのは、「頭皮環境を改善する」「頭皮環境をよい状態でキープする」程度のものです。

間違っても直接的に毛を生やしたり、抜け毛を減らすことはできません。もちろん医薬品じゃないのでそこまで期待している人は少ないと思いますが。

とはいえ、頭皮環境が本当にある程度改善できれば、間接的にではありますが、抜け毛を抑制したり、毛の成長を促進するための土壌づくりは期待できます。

さらにクジン抽出液の還元酵素を抑制する働きが立証されれば、抜け毛抑制にさらにアプローチできるかもしれません。

ただ今の段階ではエビデンスに乏しく希望的観測に過ぎないので、「もしかしたら良い方向にアプローチしてくれるかもしれない」くらいに思っておくのが無難です。

他社育毛剤と有効成分を比べてみた

イクオスEXプラスにはここまでお話ししてきた5種類の有効成分が含まれますが、ちなみに他の人気どころ育毛剤にはどのような有効成分が配合されているのでしょうか。

リアップなど医薬品にはミノキシジルが配合されているので、ここではミノキ以外で構成されている医薬部外品または化粧品で比べてみます。

一覧表でまとめて比較してみたのがこちら。

イクオスEXプラス
  1. センブリエキス
  2. グリチルリチン酸ジカリウム
  3. 塩酸ジフェンヒドラミン
  4. クジン抽出液
  5. トコフェロール酢酸エステル
チャップアップ
  1. センブリエキス
  2. グリチルリチン酸ジカリウム
  3. 塩酸ジフェンヒドラミン
ポリピュアEX
  1. センブリエキス
  2. グリチルリチン酸ジカリウム
  3. ニンジン抽出液
  4. パントテニルエチルエテール
ブブカゼロ
  1. センブリエキス
  2. グリチルリチン酸ジカリウム
  3. 酢酸DL-α-トコフェロール
プランテルEX
  1. センブリエキス
  2. グリチルリチン酸ジカリウム
  3. ジェフェンヒドラミン塩酸塩
フィンジア
  • 有効成分なし

黒字にしているのが代表的な定番有効成分。赤字にしているのが独自配合されている厚労省認可の有効成分です。

配合成分数としては5種類のイクオスEXプラスが他社製品に比べて最多です。

ただし配合量が記載されていないため、簡単に比較することはできません。配合量が記載されていないのはどのメーカー製品も同じです。

「センブリエキス」「グリチルリチン酸ジカリウム」このあたりはもはやどの育毛剤にも配合されている定番成分です。

むしろ、これだけ似通った成分構成なら、どの育毛剤でも大して効果は変わらないのでは。。

とはいえ、独自の切り口で他社比較がさらに難しいものもいくつかあります。

例えばフィンジアに関しては、有効成分は配合されていませんが、変わりに「キャピキシル」と「ピディオキシジル」といった注目のスカルプエッセンスが配合されています。

そのため分類としては医薬部外品ではなく化粧品扱いになります。

プランテルEXに関しては、3つの有効成分以外に「リデンシル」という今注目のスカルプエッセンスが配合されていますが、有効成分も配合されているので医薬部外品扱いになります。

有効成分で比較するよりも全体構成や浸透力で選ぶほうがおすすめ

上記で比較したように、医薬部外品の育毛剤を比較するとどの製品も似たような有効成分で構成されていて、その期待効果は「頭皮環境の改善」にアプローチできるというだけのものです。

なので、個人的には比較するならば

  1. 全体の構成
  2. 浸透力への工夫
  3. 値段との兼ね合い

このあたりが重要になってくるかと思います。

浸透力に関しては、配合成分をしっかり奥に届けるという意味でも非常に重要です。

各メーカーで創意工夫がされていて全部違うので、比べようがない部分もありますが、浸透力に工夫がされていない育毛剤はまず選択肢から外すのも一つの手ではあります。

ちなみに、イクオスEXプラスに採用されている浸透技術「TEN-DSS」についてはこちらで調査したところ信憑性は確かにありました。

【TEN-DDS】イクオスEXプラスの浸透力を徹底調査!育毛効果は本当に高まるのか?イクオスEXプラスの特徴の一つに、浸透技術「TEN-DDS」を採用しているという点があります。 公式サイトでも大きく取り上げられ、...

僕らにとって大事なのは「自分で納得しているかどうか」

とはいえ、イクオスEXプラス然り、育毛剤だけでなく育毛サプリもセットでついてくるものもあるので、特定のこれらの項目だけで比較するのもかなり難しい状況です。

どのメーカーも独自の売りを出しながら他社競合からシェアを奪おうと必死なので、もはや製品のクオリティよりも宣伝力、つまり会社の資金力で勝負が決まっているような気もしないでもないですね。

これって消費者からすると害悪で、本当に髪の悩みを克服したくて解決策を探しているのに、正常な比較や判断がしにくい状態になってます。

僕らができることは「自分なりに納得して使用してみること」「あまり期待しすぎずダメ元で試してみること」ではないでしょうか。

最近はどの育毛剤も返金保証がついているものが多いので、そういった制度も上手に活用しながら自分の判断で自己責任で色々試してみるのが一番の道かと思います。

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